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避妊・去勢手術の目的

避妊手術や去勢手術は、望まない繁殖を防ぐだけでなく、問題行動の抑制や多くの病気の予防に効果があります。

オスの去勢手術は、マウンティングやマーキング、攻撃性の抑制や、精巣や前立腺の疾患など、雄特有の病気の予防に効果があります。
メスの避妊手術は、発情期におけるの体調の変化やストレスの軽減や、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍など雌特有の病気の予防に効果的です。
(乳腺腫瘍の予防は手術の時期が重要になりますのでご相談ください)

ワンちゃん、ネコちゃんと、より長く幸せに暮らすためにも、避妊・去勢手術をお勧めしています。

犬

避妊手術の目的

犬

望まない妊娠の回避、発情にともなうストレスの軽減、乳腺腫瘍や子宮蓄膿症など雌特有の病気の予防などが挙げられます。乳腺腫瘍は犬では非常に発生の多い腫瘍で約半分は悪性であり、積極的に予防が勧められる病気です。

猫

望まない妊娠の回避、発情にともなうストレスの軽減、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍など雌特有の病気予防などが挙げられます。
猫の乳腺腫瘍は犬ほど発生は多くないですが、80%が悪性であり早めの手術で予防効果があると言われています。

去勢手術の目的

犬

望まない妊娠の回避、マーキングなどの雄特有の行動の抑制、攻撃性の抑制、精巣や前立腺の疾患、肛門周囲腺腫、会陰ヘルニアなど雄特有の病気の予防などが挙げられます。

猫

望まない妊娠の回避、スプレー行動や徘徊、喧嘩を抑制するために行います。6ヶ月齢位を目安に手術しますが、早期にマーキングを始めてしまった場合はご相談ください。

避妊去勢手術のメリット

雄イヌ 雌イヌ
高齢犬に多い前立腺肥大の予防 乳腺腫瘍の発生率の低下
会陰ヘルニア・肛門周囲腺腫の発生率を減少 子宮蓄膿症の予防
マーキングの減少(スプレー行為)、マウンティング行為の軽減 発情による出血、体調の変化によるストレスの回避
性ホルモンが関与した攻撃性の減少
※もともとの性格は変わりません
望まない妊娠の回避

手術の時期

診療室

男の子は生後6ヶ月以上、女の子は生後6ヶ月以上を推奨していますが、その子の体格や成長の具合いによって多少異なります。(特に大型犬の場合は、1〜2歳以上で行うこともあります)

発情中は子宮卵巣の血管が発達し、術中の出血が多くなります。できればこの時期は避けた方がいいでしょう。

当院では手術前検査によって、健康状態の把握、基礎疾患の有無の確認を入念に行い、麻酔や手術の安全性を判断します。
身体検査と一緒に手術当日の流れ、麻酔の説明なども行いますので、ご来院の際は必ずご家族の方がお越しください。

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