統合医療ってなんだろう?

現代の主流を占める西洋医学は体(ボディ、物質的)の病気だけを見つめたものです。
例えばガンの場合であれば腫瘍を摘出する等です。
統合医療の統合とは、西洋医学と西洋・東洋の自然療法を組み合わせたものです。
西洋と東洋の自然療法の中に、ホリスティック療法というものがあります。
ホリスティック療法は病気そのものだけではなく、心を含む様々な問題を治療の中で診て行きます。
病気を「体が治る」「治らない」だけで診て行くのではなく、生きていく命の流れの中に病を診て行きます。
自らの自然治癒力を生かすように内面から全体を活性化させるという考え方の医療です。
当院では、このホリスティック医療の考え方に基づいて、ホメオパシー、鍼治療、アントロポゾフィー医学の考え方をはじめとする各種療法など多くの治療選択肢を実施しています。
飼主様のお考えや動物達への想いを尊重し、西洋医学だけでなくあらゆる治療方法をご提供し、一緒に考えることを大切にしています。
セカンドオピニオンも積極的に実施しておりますので、西洋医学以外の治療法をお望みの方や、ご不安やご質問をお持ちの方はお気軽にご相談ください。
ホメオパシーとは?

ホメオパシーは、動物全体を診るというホリスティックの健康感に基づく自然療法です。
症状を、病気に対する体の一つの反応として考え、押さえ込むのではなく、病気になった意味を考え、本来持っている自己治癒力を呼び起こし、病のエネルギーを自ら押し出して、心身ともに根本から癒そうとします。
特定の病気や症状だけを診て薬を処方するのではなく、同じ病気や症状の治療でも、その動物の気質、体質、環境などを診て一頭一頭に合った別々の薬が処方されます。
ホメオパシー治療薬は樹木、動物や鉱物界から取れるわずかな物質からできていて、全て自然な物です。これらの物質は、1億倍以上にまで薄められ、そのためにホメオパシー治療薬は有害な副作用を一切含まないのです。
科学者達はホメオパシーについて、『微量ながらも体の中でとても活動的な酵素やホルモンの様な働きをする』と考えています。
うまく薬がぴったり合えば、劇的に治ることもありますが、慢性病には長期治療が必要になることがあります。また一般的な治療の補助としても非常に有効です。
しかし、可能性を秘めたこの薬も残念ながら万能ではありません。正しい診断のもとで治療法の一つとして利用しなければなりません。
ホメオパシーの歴史
ホメオパシーは1790年に始まって以来、実に何万人もの人間とペットを助けてきました。
その成功は世界各地(日本以外)でみられ、ヨーロッパでは100万人以上が定期的に用いています。その後、速効性のある現代医学=化学療法の出現により治療の中心は変わってしまいましたが、この現代医学も薬の毒性など大きな壁に突き当たり、最近、副作用のないホメオパシーに再び脚光が当たる様になりました。
ちなみに英国王室をはじめヨーロッパ各国の多くの王室の主治医はホメオパシー医です。いまや、ドイツやフランスでは医師の4割近くがホメオパシーを用い、医学のカリキュラムにもホメオパシーが入り、医療保険の対象になっている国もあります。
鍼(はり)治療

ヒトの方では鍼(はり)治療は、歴史の長い効果ある治療法として知られていますが、実際動物にも効果があり中国で古くから施術され、米国でも研究、実践が盛んです。

西洋医学的な疾患名というのが東洋医学にはないので、一般になじみのある西洋医学的な病名を使って説明することが多いのですが、最終的にはどのような疾患でも生体のバランスをとったり、免疫を上げたり、内蔵機能や自律神経を調整したり、過度な炎症や痛みを取るという、身体を元に戻すような治療法になってきます。
そのためには、まず西洋医学的な診断を確実に行い、その後いくつかある治療法の中で鍼治療(古来の鍼やレーザー鍼)を選ぶ場合があります。
この鍼(はり)治療は、安全に自身の回復力を高めたり、他の治療法を底上げする力だからです。適応症の場合、他の治療で得られないほど短時間で驚くべき効果があるときもありますが、上記の鍼治療の意味を間違って解釈すると鍼治療をしたのに効果がないと勘違いしたり、鍼治療だけに頼り過ぎて手遅れになってしまう疾患もあります。当院では変性性脊髄症の運動機能維持や椎間板ヘルニアにも効果をあげています。













